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【レポート】BIKEJORING RACE 2020 SPRING 2020/03/15

最高の天気でした
最高の天気でした

北関東マッシャーズクラブ主催のバイクジョアリングイベントに参加しました。先週の入門講習会で少しだけ自信が付いたし、レース参加費用が割引になるクーポンをもらったしね。せっかく習ったんだから参加しない手はないでしょう。

 

たくさんの種目がある中で私が当日エントリーに選んだのは3種目。

  • 1dog バイクジョアリング・オープン(1,000m)
  • 1dog バイクジョアリング・マット(100m)
  • カニクロス ・オープン(1,000m)

バイクジョアリングのクラスは3つに分かれていました。最も距離が長いのがオープンクラスの1,000m。次はファミリークラスの600m。そして一番短いのがマットクラスの100mです。マットクラスはサポートを付けられるので犬を先導したり呼び込みなどをすることができます。ほぼ未経験な私たちならマットクラスが適当なのですが、せっかくここまで来て100mでは物足りないだろうとオープンクラスにもエントリーをしました。カニクロスに関しては、私以外エントリーなしでレースが不成立となりエントリーを取り下げました。

 

事前エントリーだったからなのかわかりませんが、当日会場に行くまでタイムスケジュールがわかりませんでした。私の勝手な思惑では先導付きのファミリークラスで練習して、最後にオープンクラスを走るというもの。しかし、当日貼り出されたスケジュールを見たらオープンクラスの方が先でした・・・。

 

コースの全長は1.000m

 

利根川河川敷に作られたコースは全長1,000m。全体的にはカタカナの「コ」字型。スタートは「コ」の下からで左、左に曲がり「コ」の上の端部が折り返しのループになっていて右回り、左回りでも構わないので折り返してそのまま戻ってきてゴールです。

 

ファミリークラスやマットクラスは折り返しがないので難易度が下がるようですね。


【1Dog オープクラス】

 オープンクラスのドライバーは私。上は自転車用のジャージ、下はランニング用のスパッツにシューズをハイブリッドスタイル。

 

入門講習会で教えてもらったのですが、レースの時間から逆算して犬の状態を整えるのが大事。食事や排便なんかも上手にコントロールしなければいけません。自分がCXレースに参加するようにテンションを徐々に上げていくのがポイント。最初に断っておくと今回はそれに失敗したようです。

 

リンダはレース前まで排便の為に外に出す以外は基本的にクルマの中のケージで過ごします。もう外に出たらテンションマックスでレースで爆発させるイメージ。それが今回は外に出すのが早すぎたかな。レース開始25分前に出して、そこから自分のレースまで8人のレースを見ていました。その間大人しく座らせます。やけに良い子にしているなーと感心していたのですが、なんだか気分が落ち着いてしまったみたい。私の方は全く緊張感はなかったので、それが伝播したとは思えません。会場の空気に飲まれたのかな。

 

オープンクラスはゴール前100mがノンペダリングゾーンとなり、そこでは自転車を漕いでアシストをすることができません。そこまでどれだけスピードを乗せていけるかが勝負です。レース前にアップがてらコース周辺のランニング。そこでノンペダリングゾーンの始点は確認してあります。

 

スタート

妻がリンダの横に付き、ラインを張った状態で私は後ろで待機。「3.2.1スタート!」の合図で妻がリンダのお尻を押す。そこから一気に飛び出す・・・こともなく、そんな練習をしたことがないのでリンダはキョトンとしていますね。私が自転車で横に付いて「GO!」と走りながら指示を出す。するとなんとか走り出した!

 

「GO AHEAD」(ゴアヘーッド)

「イイコ」

「ジョウズ」

 

など声をかけながらリンダは快調に飛ばす・・・並走ですけどね。ペダル漕ぎながら横に目をやると一生懸命走る愛犬・・・バイクジョアリング的にはラインが緩んでいるのでダメなんですけど、躍動する姿を間近で観られるだけでもう最高ですね。

Photo by 北関東マッシャーズクラブ
Photo by 北関東マッシャーズクラブ

 どうなるかわからなかった折り返しのループは、少し躊躇しましたが左回りでクリア。ココでリンダが左脇を抜いて行ったのでペダリングを止めて引いてくれるように促します。そこから時間にて20秒くらいですが力強く引いてくれましたよ。

 

そろそろノンペダリングゾーンが開始だろうと、サインボードを探したのですが見つからない・・・コース脇でカメラを構えていたスタッフに聞くともう少し先ですと。(レース前に確認したのは2Dogクラスのノンペダリングゾーン開始地点で、1Dogより100m手前だったみたいです)その時、リンダもカメラマンに気を取られてスピードダウン。引っ張ってくれなくてもできるだけ惰性でノンペダリングゾーンをやり過ごせるように、ダンシング開始。ノンペダリングゾーンで速度が落ちたところでバイクを降りてダッシュ。シクロクロスをやっているのでこれは得意(笑) 

【1Dog マットクラス】

マットクラスはドライバーが妻でリンダのサポートと呼び込みは私。距離も短く、先導、呼び込みOKなのでこれは問題ないでしょう。スタートで私がリンダの横に付きカウントダウン。「GO」で飛び出す・・・予定でしたがまたきょとん(苦笑)もう一度駆け寄って再度リンダを促してスタート。今回はゴールまでしっかり自転車を引っ張り続けてバイクジョアリングっぽい雰囲気になりました。コースを仕切るネット際を走ったので自転車の転倒も心配でしたが、妻がしっかりハンドリングしてゴールできました。ゴール後にはしっかりと褒めておやつを与えます。

 

レース結果

バイクジョアリング 1dog オープン(1,000m) 6位(6/9)

バイクジョアリング 1dog マット(100m) 4位(4/4)

 

参加賞の他に順位で全員に商品が出ました。リンダは犬のイラストが入ったタオルとオヤツをゲット!RE=

 

レースを終えて

実はオープンレースは、私が鬼漕ぎすれば3位入賞くらい狙えるかも!?と淡い期待を抱いていました(笑)しかし、最近自転車に乗ってない上に強烈な風もあって中盤から失速。それでも・・・と思いましたが、犬はみんな速いですね。ちゃんと犬と力を合わせないと勝てません。ぶっつけ本番でしたが、参加してみないとわからなかったことがたくさんあって非常に有意義でした。

 

リンダはハーネスと洋服が苦手

不妊手術をした頃から、何故かハーネスをするのを嫌がるようになりました。ハーネスを出すと逃げるようになり、装着すると尻尾と頭を下げてしょんぼりした雰囲気になります。カラーにリードの場合はめちゃくちゃテンション高いんですけどね。この部分を解消しないとな。

 

主催の北関東マッシャーズクラブさんは犬ぞりがメインのクラブ。参加している犬達も犬ぞりが得意なアラスカンハスキー、シベリアンハスキー、アラスカンマラミュートがほとんど。暑がりな彼らにとってこれからは大変な季節。次の大会は2020年の冬になります。それまでにちゃんとリンダが引っ張り切れるように練習しとかないとね。

私たちのレースの模様をオンボードカメラで撮影しました。(一部iPhoneで撮影したシーン追加)是非御覧下さい。