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【レポート】JADC Dog Sports Games!! (2019/05 )

バイクジョアリングに興味を持ち、いろいろ調べているうちにジャパンアスリートドッグクラブ(JADC)が開催している大会の競技種目の中にdogサイクルレースやdogスクーターレースと記載されているのを見つけました!とにかく実際にどんな風に楽しまれているのかリンダを連れて見学に行きました。

 

ネットで仕切られたオーバルコース

会場は秋ヶ瀬公園の広い芝生エリア。陸上のトラックを想像してもらえればわかりやすいのですが、インフィールドでディスクキャッチやレトリーブゲームを行い、トラック部分でサイクルドッグやコーシングなどのスピード競技を行うイメージです。

まずは皆さんの機材をチェック。思っていたより自転車よりもスクーターが多い。ゴツいマウンテンスクーターがはもちろん小径のキックボードまで。自転車に関してはMTBよりも小径車が多い。手持ちの自転車を流用して気軽に参加している感じなのかな。ただでさえ犬のクレートやテントなどキャンプ道具で荷物が多い訳で、運ぶのにも省スペースなミニベロは都合が良いのかな。

 

 

アンテナに関しては専用品ではなく自作派の方が多い印象でした。

 

自転車競技を楽しむ立場からすると、一応競技用の自転車なのにスタンドが装着してあって自立している風景に違和感を覚えます(笑)

すでに1頭引きの競技は思っていたようで、私が見たのは2dogサイクルレースと2dogスクーター レースです。

 

この日はカラッと晴れ渡りましたが、前日は大雨で会場にはたくさんの水たまりがありました。当然、コースも所々スリッピーだったようでコーナーで転倒するチームも。ヘルメットやグローブなどプロテクターは義務ではないみたいですね。

 

ハスキーやボーダーコリー、フラットコーテッドレトリーバーもがんばって走っていました。

 

 

犬種など詳しくはわかりませんが、小型犬でもバイクジョアリングを楽しめるんですね。ジョアリングって言うよりは一緒に走るって感じ。ただただ微笑ましくて可愛かったです。

 

引いて走る訓練がされているチームはなかなかの迫力でした。ディスク競技と併催だからなのかボーダーコリーが多かった気がします。

会場で声をかけていただいたフラットコーテッドレトリーバーファンシャーさん。お話をしてみると、なんと同じ犬舎出身の先輩。フラットコーテッドレトリーバーで競技に出ている方を紹介してもらい嬉しい交流をさせていただきました。

 

この時リンダはまだ生後5ヶ月。骨格が仕上がってくる1歳になる頃にはバイクジョアリングの練習をはじめて、次のイベントで会いましょうと約束をしました。

サイクルドッグに関しては、コースも短く単調なものでしたが、まずはこのコースをちゃんと完走できるようになりたい、挑戦してみたいと思えるものでした。とにかく皆さんが楽しそうに走っていたのが印象に残っています。もう初夏を感じさせる気温だったのですが、犬達は競技の時間が来るまでエアコンをかけたクルマの中で待機させているんですね。そうやって犬のコンディションを保ちながら集中力を高めるそうです。まさに人間のアスリートと同じなんだと感心しました。

 

このイベントは複数の競技にエントリーして1日ピクニック気分で楽しむ犬の運動会といった感じでしょうか。グッズの販売もテントもあったりして見学でも楽しめました。ただ、タイムスケジュールなどのアナウンスが恐らくエントリーした人にしか知らされていません。(少なくとも私には見つけられませんでした)見学者にもう少しフレンドリーの方が裾野が広がって良いと思うんですけどね。