犬との散歩で一緒ランニングするにはハンズフリーリードは絶対にあった方がいい装備。散歩の延長として手持ちのリードで走ることもできますが、手を振って走る方がスピードが出ますし、手がフリーの方が転倒した時にも安全だし、その前にバランスも取りやすい。
しかし、ホームセンターなどのペット用品量販店ではなかなか手に入りません。普通の散歩でも、例えばフンの始末をする時でも手がフリーになる方が便利だし、もっと一般的になってもおかしくないと思うんですけどね。ただAmazonなどのネット通販では比較的容易に入手が可能です。似たような商品はいろいろありますが（ポーチが付属しているものなど）、まずは必要最低限のものがいいでしょう。
商品構成は人間のウエストベルトとバンジーリード（衝撃吸収リード）です。これは犬のハーネスに接続します。ランで首輪を使うのはオススメしませんが、歩きでの散歩でしたら首輪と接続してもいいでしょう。
通常の散歩で使用
さっそく散歩で使ってみます。ランのために購入したのですが、普通の散歩でも両手の自由が効くのはとても便利ですね。付属のリードはショック吸収の機能がついているので、例えば一時停止で犬を制御する場合などは予め余裕を持って止める必要があります。散歩用途では、ウエストベルトは使って、ふだん使いのリードをカラビナなどで組み合わせて使うのがベストでしょうね。
まだ散歩トレーニング中で犬が引っ張ってしまう状況になることがありますが、手で握っているリードで止めるより楽です。女性など力のない方はウエストで固定しつつ、リードを手でしっかり握ってコントロールするのが良いでしょう。
ウエストのベルトの調整ですが、犬が右から左などに回り込んだ時はベルトごとぐるっと回せるくらい少し余裕を持たせた方が使いやすいみたい。
愛犬とランで使用
最高です（笑）腕をしっかり振って走ることができるので、（個人的に）かなりのスピードまで対応できます。愛犬の強烈なダッシュも衝撃吸収リードのおかげでストレスがだいぶ緩和されていると思います。死角で愛犬が不意にストップした時も衝撃吸収リードは良い仕事をしてくれました。
カスタム
散歩には手ぶらでは行けませんよね。フンの処理もあるし、暑い時期は水分補給も必要。そこで最低限の装備を持ち運べるように、マラソン大会の参加賞で頂いたバッグを取り付けてみました。
ロングで走る場合はこれでは足りないので結局はバックパックを背負っていくのですが、ちょっとした散歩ならエチケット袋と水飲み＆道路を流す用のペットボトルくらいなのでこんなカスタムは有効かと思います。
半年使ってみて・・・
毎日朝晩の散歩で、割と高い頻度で使っていました。ある日の公園での出来事。リンダの前にボールが転がってきてリンダがそれに反応。グンッとリンダが引っ張った時に、ウエストベルトのプラスチックバックルが壊れました。その後、バンジーリードのみバイクジョアリングで使っていたのですが、いつの間にかナスカンが壊れていました。
3,000円で半年間しっかりと使え、ハンズフリーリードの有用性が理解できたので納得はしているのですが、バックルの破損はタイミングが悪いと取り返しのつかない事故につながるので、犬の引っ張りがプラスチックバックルに影響を与える構造はよくないですね。今後の商品選びの参考になりました。
