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「イヌとはしる」ロゴマーク誕生!

「の」じゃなくて「と」

 

犬の散歩をするようになると、今まで挨拶さえも交わさなかった近所の方々と驚くほどコミュニケーションをとるようになります。そこでいろんな話をしますが、その中でひとつ印象に残っている言葉があります。

 

「毎日散歩大変ねー」

 

悪意もない素直な感想だと思いますが、散歩を楽しみにしている私にとってはちょっとしたカルチャーショックでした。リンダを迎える前に趣味で取り組んでいたジョギングは、週に3回行うのもなかなか大変でしたが、リンダとの散歩は苦もなく毎日続けられています。人間が犬を散歩させると言うよりは、リンダが私を外に連れ出してくれる感覚。そう考えると「犬の散歩」ではなくもっと対等に「犬と散歩」って呼ぶ方が適当だろうと思いました。ジョギングが「犬と散歩」になり、屋外で体を動かす頻度は増えましたが、絶対的な運動量は下がりました。それならリンダと一緒に走ろうと調べ始めたのがカニクロスやバイクジョアリングと出会うキッカケになりました。

 

対等なパートナー

犬から見て飼い主は信頼できるリーダーであることが望ましく、便宜上そのように振舞いますが、心の中では犬と人間は対等なパートナー、相棒だと思って接しています。

 

「の」ではなく「と」であり、足りない部分をお互い保管する対等なパートナーであることを表現したいと思い、どんなデザインにするかずーーーーーっと悩んでいました。

なんとかコンセプトが決まり、イラストレーターの八重樫チヒロさんにその想いとデザイン案、それが伝わる写真など資料を準備して相談。もうラフ案から、こちらの深層心理を覗き見されたんじゃないかと思うようなイラストが送られてきてニヤニヤが止まりませんでした。そうやって生まれたのがこれです。

ポピュラーではないカニクロスやバイクジョアリングを説明的にアイコン化するよりも、犬と一緒に走ることが楽しいとストレートに伝わって欲しいと考えました。ロゴタイプにもいろいろ工夫があるのわかりますか?

 

今後サイトデザインへの反映はもちろん、自分用にグッズなんかも作りたいと思っています。反響があればカニクロスやバイクジョアリングイベントをやる時に・・・まぁ、妄想は付きませんが、最高にハッピーなロゴマークが生まれたので、私自身がとってもハッピーなんですって話でした(笑)