【Canicross】カニクロス
カニ(cani) はラテン語でイヌ、クロスは(crosscountry)で野山や森、草原などのこと。犬と一緒に野山を駆け回るスポーツ。散歩の延長からできる最も手軽なドッグスポーツでしょう。
深刻な健康上の問題がない限りどんな犬でもOKです。
もちろんレースイベントで勝利を目指すなら、適した犬種はいますが、誰もがレースでの勝利を目指し、そのストレスを楽しんでいるわけではありません。
その犬にとって適切な距離や時間、コンディション、フィールドを選んで自分のペースではじめましょう。
犬のハーネス、衝撃吸収リード(バンジーリード )、ランニングベルトとトレランシューズ。最低限これだけではじめられます。
まずやってみたいと思ったら、手持ちのリードループ部分をズボンのベルトに通してみるだけでいいかもしれません。手を自由に振って走ることがどれだけ大事かわかります。またAmazonで検索すれば安価に道具を揃えることができます。あなたのシューズを除けば、恐らく4,000円ほどで足りると思います。
本格的なレースで使われている道具は日本では今のところなかなか買えませんが、海外通販で購入は可能です。
カニクロスは犬の肉球を保護するために土、芝生などのフィールドが望ましいとされています。ただし、ある程度の距離と時間であればアスファルトや大粒の砂利道を使うのは問題がないと思います。
普段のトレーニングでは、自宅からアスファルトを歩きながらトイレなどを済ませて公園へ向かい、芝生の上で走るのが理想ですね。
普段は飼い主の左脇を歩くように教えられている犬が、飼い主をリードして走り出すにはそれなりの練習が必要かもしれません。普段散歩で使っているリードと、カニクロスを楽しむ時のハーネスを変える事で「今日は走って引っ張っていいんだ!」とスイッチを切り替えられるようになるようです。
バンジーリードは先行する犬を引っ張って止めるにも衝撃吸収構造によりタイムラグが発生するので注意しましょう。普段の散歩からストップや右、左などのコマンドを覚えさせるよう努力する必要があります。
準備ができたらイベントに出てみましょう。イベントに出ることによって他の情熱を持った愛好者と出会い、刺激になるでしょう。イベント参加により経験値も上がり、情報交換によっていろいろな知識も得られるでしょう。
日本ではまだまだカニクロスのイベントが少ないようです。私の参加したイベントでは1,000mと500mのクラスがありマスドスタートでしたが、海外では距離にして10kmなどの長い距離もあり、スタートに関しては、15~30秒毎の時間差シングルスタートが一般的なようです。
2020年よりバイクロアにてワンクロ(バイクジョアリングとカニクロス)を開催しています。近年は、3月土浦(茨城県土浦市)5月白州(山梨県北杜市)12月秋ヶ瀬(埼玉県さいたま市)をベースに他の地域でも開催することがあります。是非チェックしてください。
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