バイクジョアリングやカニクロス、スキージョアリングなどジョアリングスポーツに欠かせない衝撃吸収機能付きのリーシュです。ハンズフリーベルトとセットで付属したバンジーと比べてとても軽量で競技に適したアイテムだと思います。
高強度ラバーコアをナイロン素材のカバーでくるんだリーシュで対荷重300kgのスクリューロック式のカラビナが付属します。
SIZE SPEC
Length,neutral : 1.15m / 1.65m
including carabiner : 2.0m / 2.8m
weight : 122g / 156g
サイズは2種類。カニクロスには短い方、バイクジョアリング には長い方が適していると思います。私は短い方を使いまわしているので、バイクジョアリングの時はもう1本のリードと連結して使っています。
なぜバンジーが必要か?
衝撃の緩和
恐らく一番最初に想像できるのが衝撃吸収装置としての機能だと思います。犬が走り出し自転車や人の荷重を感じる際にハーネスを通じて犬に衝撃が加わります。バンジーが伸縮することによりその荷重が緩和されるのは想像できると思います。クルマの牽引でも似たような構造の牽引ロープが使われているので経験者は想像できるでしょう。(なかなか故障車を牽引ロープで引っ張った経験がある人も少ないかな)
意思を伝える道具
ジョアリングスポーツでは犬が自信を持って先行することが求められます。普段の散歩では主人の横を引っ張らずに歩く事を教えられた犬がどうやって引っ張り続ける事ができるのか!?
バイクジョアリング初心者講習会では「リーシュ(ライン)を常にピンと張った状態にしましょう」と教えられました。犬のスピードに応じてペダリング、ブレーキングを駆使しリーシュ(ライン)の張りを維持します。
「ピンと張っている」=「まだ引っ張らなければいけない」
「リードが緩んだ」=「もう仕事は終わったので止まろう」
バンジーにはこの調整ラグを吸収する機能も含まれています。伸縮しないリードを常に貼った状態にするのは至難の技でしょ?こう考えると私の短いバンジーリーシュとノーマルリードを組み合わせて長さだけ合わせているのはお勧めできないことがわかります。本来であれば長いバンジーリーシュを使った方が伸縮率が大きいので張りの調整代が大きくピンと張った状態が維持しやすくなりコントロールが楽になるでしょう。
メーカーによる差はそれ程ないと思いますが、カラビナはロック機構がついているものが安心だと思います。