2023年5月21日(SUN)
例年通り週末土日の2日間で開催されるバイクロア。これまで初日の土曜日に行っていたワンクロ。ワンクロか行われるようになり10回目にして初の日曜日に行われました。コースは1周約1.4kmの高低差のある変化に富んだ気持ちの良いレイアウト。
試走は大事
バイクロアでは朝と昼と2回の試走時間が設けられています。他の自転車競技に出る方と混走になるので犬と一緒に走る事はできませんが、コースレイアウトを把握するためにも必ず試走を行ってください。ドライバーがしっかりコースを理解しなければ犬へ的確な指示をおくることができません。また自分のスキルに対して危険だと思う場所をチェックしてスピードコントロールや後車を選択するなど決めておくのも重要です。
バイクジョアリングの場合は自転車の空気圧セッティング、カニクロスの場合はシューズ選びも試走を参考に決めましょう。
「イヌとはしる」チームはバイクジョアリングとカニクロスのダブルエントリーです。
bikejoring
バイクジョアリングは8チームがエントリー。私は7番目のスタートです。実は当日の朝にリンダは嘔吐していて体調が心配でした。いつも通り自分より前に走る選手のスタートコールを聞くことでテンションを上げてくれるのですが、体力がどこまでついてくるか未知数。
スタート直後コースの中に切り株や細い木が生えているので、犬としっかり息を合わせないとリードが絡まってしまいます。ここでトラブルになっているチームがいくつかありました。2本目の立木で少しタイムロスしましたが無難にクリア。
しばらく走ったところでスローダウン。後ろからスタートしたブリザードレーシングに抜かれます。強者優先のルールに従い、追いつかれた側がコースサイドに寄って道を譲ります。
そのままリンダを励ましながら淡々と前に進みます。路面が砂利から土に変わったあたりでスピードを取り戻したりもしましたが、いつもの勢いは得られず。
しかし、コース後半バックストレートエンドのヘアピンで一度抜かれたブリザードレーシングに追いつく。今回初ソロレースだったユキは目標を見失いスローダウンしていたとのこと。抜かせてもらってそのままフィニッシュしました。30秒差でスタートしているので順位的には負け。なんとか3着に滑り込めたので上出来です。
canicross
なんと10チームがエントリー!2年前は3チームエントリーで2チームがDNSだったこともあったので本当に嬉しかった。リンダの体調を考慮してDNSも考えたけどゆっくりなら大丈夫かな?と一応スタートを切りました。
スタート直後は周りに釣られてリンダも勢いよく飛び出すがすぐにスローダウン。逆走して帰ろうとする始末。なんとか励ましながら前へ進む。どうせ帰るにも歩くわけだしね。
毎回言ってるけど、カニクロスは散歩の延長でもっと気楽に参加して欲しい。もちろんレースなので一番速い人を決めるものだけれど、その枠の中で他に楽しみ方を見つけてもいい。それを体現するためにリンダと楽しく完走を目指して走りました。
レース後に川で泳いでクールダウン。心配してた体調不良ってなんだったんだ?って感じで水大好きフラットコーテッドレトリーバーって感じでした。
12月の秋ヶ瀬の森バイクロアではもっとたくさんのチームでカニクロスを走りたいな。